モンサント・カンパニーでは、発展途上国における農業生産性向上、農業生産者の生活改善を目指し、様々なパートナーシップに参加しています。そのひとつが、アフリカ向け水有効利用トウモロコシ(WEMA)プロジェクトです。(United in Growth P.23)
http://www.monsanto.com/SiteCollectionDocuments/2010-csr-report.pdf
サハラ以南のアフリカ(Sub-Saharan Africa)では、水不足や気候不順が特に高頻度で発生し、農業生産に大きな影響を与えています。WEMA(Water Efficiency Maize in Africa)プロジェクトとは、こうした困難の克服に役立つ種子を開発、普及するために2008年に設立されました。WEMAプロジェクトには、モンサント・カンパニー、国際トウモロコシ・コムギ改良センター(CIMMYT)の他、ケニヤ、モザンビーク、南アフリカ、タンザニア、ウガンダの研究機関が参加しています。モンサント・カンパニーは、乾燥耐性トウモロコシ技術、高度な育種技術をWEMAプロジェクトに無償供与しています。乾燥耐性トウモロコシが普及することで、中程度の干ばつが発生した際に、従来比較で20-35%の収量増加が見込まれ、飢餓に窮する多くの地域住民の食糧確保が見込まれています。
WEMAプロジェクトについては、中心メンバーである弊社のDr. Natalie DiNicola(ナタリー・ディニコラ博士)を招き、2009年10月にセミナーを開催いたしました。その際の資料は、以下からご覧いただけます。
日本モンサント株式会社HP:日本モンサントのセミナー情報
http://www.monsanto.co.jp/news/seminar/index.html