英国ノッティンガム大学が行なった長期(90日から2年間)の動物実験において、遺伝子組み換え作物を含む飼料は、遺伝子組み換え作物を含まない飼料と栄養学的に同等であり、実験動物に悪影響を与えないことを示しました。この研究では、遺伝子組み換え品種のトウモロコシ、ジャガイモ、ダイズ、コメ、ライ麦を飼料として用い、家畜の健康に関するデータを精査しています。
この報告書では、実施された24の動物実験すべてにおいて、実験動物への悪影響は確認されず、調査項目中に統計的な有意差はありませんでした。また、OECDのガイドラインに準じた90日の長期給餌試験は、遺伝子組み換え作物が飼料として動物に与える影響を評価するのに妥当であるとしています。
2012年7月19日 / The Poultry Site News
No Long-Term Effects of Feeding GM Diets
http://www.thepoultrysite.com/poultrynews/26296/no-longterm-effects-of-feeding-gm-diets