スペイン国内で害虫抵抗性の遺伝子組み換えトウモロコシを栽培する農業生産者において、この利用により得られた経済的ベネフィット(売上高の増加)は、2012年の一年間で1,100万ユーロ(1ユーロ=105円換算として約11億5,000万円)以上になる事が、Spanish Journal of Agriculture 誌(SJAR)の報告によって明らかとなりました。同報告書は、遺伝子組み換えトウモロコシ利用による売上高増加は、平均で1ヘクタール当たり95ユーロ(同9,975円)と報告しています。
スペインの農業生産者は過去15年間、遺伝子組み換えトウモロコシを活用しており、2012年には過去最高となる113,006ヘクタールで遺伝子組み換えトウモロコシが栽培されました。これはスペイン国内のトウモロコシ栽培面積の30%に相当します。
2012年11月8日 / EurActic.com
The additional gross margin of Spanish farmers that cultivated GM maize during 2012 was over 11 million Euros