【記事要約】
国際連合と提携団体が発表した報告書によると、2050年に96億人まで増加する世界の人口を養うには、世界の食糧生産をカロリーベースで70%増加させる必要があります。この70%を補うには、農村地域での貧困、森林伐採の制限、農業由来の温室効果ガス削減に対処する機会を設けるべきだ、と世界資源研究所所長Andrew Steer氏が述べています。また、「世界資源報告書: 持続可能な食糧の未来を創造する」報告書では、既存の農業用地を活用して収量を増加させ、家畜生産性を向上させることが、森林保全や温室効果ガス放出削減において不可避であると述べられています。
2013年12月13日 / UN News Centre(英語)
World must sustainably produce 70 per cent more food by mid-century UN report