2014年2月20日木曜日

バングラデシュ:Bt Brinjal(ナス)商業栽培が開始される

【記事要約】
バングラデシュでは、遺伝子組み換え(GM)のBt Brinjal(害虫抵抗性ナス)の商業栽培が公式に始まりました。従来品種のナスでは、最大で1栽培シーズンに80回の農薬散布が必要でしたが、Btナスは農薬散布の必要がありません。従来品種ではナスノメイガ(FSB: Fruit and shoot borer)により50%から70%の損失を被ることがありましたが、Bt遺伝子の導入により、Btナスはナスノメイガへの 耐性を持っています。Bt Brinjal(ナス)の栽培開始によって、バングラディシュはGM作物を商業栽培する29番目の国となりました。

 2014年1月22日 / The daily Star(英語)
Cultivation of Bt Brinjal begins