【記事要約】
ケニヤなどのアフリカ諸国では、乾燥条件化でも収量を維持できるトウモロコシ 16 品種(訳注:遺伝子組み 換えではなく、DNA マーカー育種と従来品種で作られた品種)が、農業生産者が利用できるようになりました。 モンサント・カンパニーも技術協力している官民共同プロジェクト WEMA(アフリカ向け水有効利用トウモロコ シ)は、2013 年以降、DroughtTEGO というブランド名で乾燥耐性のトウモロコシハイブリッド品種を商品化して います。
DroughtTEGO ブランドのひとつであるWE1101 品種は、2013 年にケニヤで試験的に栽培され、通常品種で 1 ヘクタール当たり 1.8 トンの収量しかない雨不足の状況下で 4.5 トンの収量を記録しました。WE1101 の種子 72 トンが、既にケニヤの種子メーカーから農業生産者に販売されています(注)。
2014年3月19日 /Soyatech.com 
(注) WEMAでは、遺伝子組み換え技術を用いた乾燥耐性トウモロコシも開発中しており、現在はケニヤ、 ウガンダ、南アフリカなどで栽培試験が実施され、2017 年に商業利用される見通しです。
ISAAA Brief 46-2013: Press Release