2013年12月25日水曜日

米国:遺伝子組み換え食品が安全で、持続可能な環境を作り出すことを示す2,000を越える理由

【記事要約】
イタリアにあるペルージャ大学の生物学者Alessandro Nicoliaが率いるイタリアの科学者グループがGM(遺伝子組み換え)食品の安全性と環境影響に関する1,783件の論文を要約し、「現在までのところGM作物が重大な危険をもたらさした例はない」と結論付けました。
これらの1,783件の論文は、独立した非営利団体BiofortifiedのデータベースGENERA ( Genetic Engineering Risk Atlas ) に統合される予定です。GENERAは2012年に公開され、GM作物に関する遺伝学、家畜飼料学、環境や栄養に対する影響などの分野の査読付き学術論文が登録されています。現在650件以上が登録されていますが、統合によって2,000件を超えるデータベースになります。またその大半の1,000件の論文が、独立した科学者による研究です。
発表したイタリアの科学者グループは「GMO(遺伝子組み換え生物)が特別な脅威という証拠は無く、GMOに対する不信感は心理的影響、政治的影響、間違った論争がもたらしている」と結論付けています。

2013年10月14日 / Forbes(英語)
http://www.forbes.com/sites/jonentine/2013/10/14/2000-reasons-why-gmos-are-safe-to-eat-and-environmentally-sustainable/