【記事要約】
ガーナ、トロン地区ニャプカラでは、小規模農業生産者の生計を向上させ、同国の食料確保に貢献すると期待される、害虫抵抗性の遺伝子組み換えササゲ豆の圃場試験が始まりました。
サバンナ農業研究所のIbrahim Dzido Atokple博士によると、「農薬では効果的に害虫を防除できないため、ササゲ豆の農業生産者は相当な収穫量を失っています。これはアフリカの抱える大きな問題です」と述べています。 また同博士によると、この研究はオーストラリアの研究機関とAATF(アフリカ農業技術基金) の官民共同プロジェクトによって実施され、ガーナのほか、ナイジェリア、ブルキナファソの複数の研究施設で試験が行われています。AATFのプロジェクトマネージャーであるAddae博士は、ササゲ豆をガーナの主要穀物と説明しています。
2013年9月19日 / Ghana Business News (英語)
http://www.ghanabusinessnews.com/2013/09/19/gmo-field-trials-for-cowpea-begin-in-northern-ghana/