- 遺伝子組み換え種子の非意図的な混入による特許権侵害訴訟に関して-
(米国モンサント・カンパニープレスリリース抜粋)
2012年2月27日、米国連邦裁判所ニューヨーク南部地裁において、米国で有機栽培向けの
種子生産/販売を行っている団体、Growers and Trade Association (OSGATA)ら原告と、
米国モンサント・カンパニーが争っていた訴訟に関して判決が出ました。
判決文では「モンサント・カンパニーはこれまでも、また今後も、意図せぬことが起きた
結果として農業生産者の農地にわずかに、モンサント・カンパニーが特許を有する種子や
作物が見つかった場合もそれに対して特許権は行使しない」というモンサント・カンパ
ニーが長年主張し続けてきた誓約に言及し、原告(OSGATA)の主張は却下されました。
裁判所は、モンサント・カンパニーが原告側のいずれの農業生産者に対しても訴訟を起こ
したり、起こす意図を見せておらず「訴訟や紛争」の事実は存在しない、との見解を示し
ています。
モンサント・カンパニーはこの裁判所の判決に関して、遺伝子組み換え作物栽培、有機栽
培、従来作物など様々な農作物の栽培方法が市場で共存し続ける事を改めて示した判決と
考えています。モンサント・カンパニーは、全ての農業生産者が、自ら生産方法を選択す
る自由を与えられるべきでと考えています。
モンサント・カンパニーからのプレスリリース全文は以下からご覧いただけます(英文)
http://monsanto.mediaroom.com/index.php?s=43&item=1023
米国連邦裁判所ニューヨーク南部地裁の判決文は、以下からご確認いただけます(英文)
http://www.nysd.uscourts.gov/cases/show.php?db=special&id=156http://www.nysd.uscourts.gov/cases.php