2014年2月20日木曜日

モンサント・カンパニー、「2014 年世界で最も持続可能性の高い 100 社」に選出される

モンサント・カンパニーは、カナダ、トロントを拠点とする出版社 Corporate Knights(コーポレートナイツ)社が選定する「2014 年世界で最も持続可能性の高い 100 社 (Global 100 Most Sustainable Corporations in the World: Global 100)」に選出されました。モンサント・カンパニーはランキング全体では 37 位に選出され、米国企業としては 5 位、素材産業としては世界 5 位に選出されました。消費エネルギー量、温室効果ガス排出量、廃棄物量、リーダーシップの多様性(女性役員の割合)、イノベーション能力(研究開発投資)において高く評価されてのランクインとなりました。

モンサント・カンパニーからのプレスリリース全文は以下からご覧いただけます(英文)。 
http://news.monsanto.com/press-release/corporate/monsanto-company-recognized-2014-global-100-most- sustainable-corporations-wo

モンサント・カンパニー、アフリカ向け水有効利用トウモロコシ(WEMA)プロジェクトへの取り組みに 関して 2013 年 ND-GAIN(ノートルダム大学・グローバル適応指標)企業賞を受賞

気候変動に対する脆弱性や、その影響に対する回復力を備えることで、地球規模の課題を分析する指標であるND-GAIN(NotreDameGlobalAdaptation Index: ノートルダム大学のノートルダム・グローバル適応指標)において、モンサント・カンパニーはアフリカ向け水有効利用トウモロコシ(WEMA)プロジェクトの取り組みが評価され、この指標に基づき設置された同賞を受賞しました。毎年授与される同賞は、気候変動に対処する能力関する意識向上への貢献、科学技術開発、活動に対して授与されます。

モンサント・カンパニーからのプレスリリース全文は、以下からご覧いただけます(英文)。 
http://news.monsanto.com/recognition

モンサント・カンパニー、2014年度第1四半期の会計決算を発表

モンサント・カンパニー(ニューヨーク証券取引所:MON)は、2014 会計年度第 1 四半期の決算を発表しました。米国における好調な受注状況や、南米で商品化され 300 万エーカーで作付けされている Intacta RR2PROTM (害虫抵抗性+ラウンドアップ・レディー2 イールドダイズ)など大豆事業が過去最大規模となり順調なこと、また研究開発プラットフォームでは育種、バイオテクノロジー、生物農薬、統合農業生産システム(Integrated Farming Systems®)、など新分野を含めて過去最高の 29 件のプロジェクトで開発フェーズが進んだと発表しています。

モンサント・カンパニーからのプレスリリース全文は以下からご覧いただけます(英文)。 http://news.monsanto.com/press-release/financial/solid-first-quarter-results-monsanto-confirms-full-year- guidance-global-busi

バングラデシュ:Bt Brinjal(ナス)商業栽培が開始される

【記事要約】
バングラデシュでは、遺伝子組み換え(GM)のBt Brinjal(害虫抵抗性ナス)の商業栽培が公式に始まりました。従来品種のナスでは、最大で1栽培シーズンに80回の農薬散布が必要でしたが、Btナスは農薬散布の必要がありません。従来品種ではナスノメイガ(FSB: Fruit and shoot borer)により50%から70%の損失を被ることがありましたが、Bt遺伝子の導入により、Btナスはナスノメイガへの 耐性を持っています。Bt Brinjal(ナス)の栽培開始によって、バングラディシュはGM作物を商業栽培する29番目の国となりました。

 2014年1月22日 / The daily Star(英語)
Cultivation of Bt Brinjal begins

国際連合:21紀半ばまでに、世界の食糧生産を持続可能な形で70%増加させる必要性を報告

【記事要約】
国際連合と提携団体が発表した報告書によると、2050年に96億人まで増加する世界の人口を養うには、世界の食糧生産をカロリーベースで70%増加させる必要があります。この70%を補うには、農村地域での貧困、森林伐採の制限、農業由来の温室効果ガス削減に対処する機会を設けるべきだ、と世界資源研究所所長Andrew Steer氏が述べています。また、「世界資源報告書: 持続可能な食糧の未来を創造する」報告書では、既存の農業用地を活用して収量を増加させ、家畜生産性を向上させることが、森林保全や温室効果ガス放出削減において不可避であると述べられています。

2013年12月13日 / UN News Centre(英語)
World must sustainably produce 70 per cent more food by mid-century UN report

中国:2013年の大豆輸入量は史上最高を記録

【記事要約】
中国の大豆輸入量は、前年から10%以上増加して6,340万トンの最高記録に達しました。中国の国家穀物油糧情報センター(National Grain and Oils Information Center)によれば、旺盛な搾油需要から中国国内で20の搾油工場の建設が予定されています。中国において、輸入大豆は国内需要の80%以上を担い、中国国内の大豆生産はその地位を輸入大豆にとってかわられた状況となっています。

 2014年1月17日 / Soyatech (英語)
China 2013 Soybean Imports to Record High of 63.4 Million Tons