2013年8月19日月曜日

インドネシア:遺伝子組み換えサトウキビの大規模栽培に向けた進展

【記事要約】
インドネシア遺伝子組み換え製品バイオセーフティー委員会(KKHPRG)は、インドネシア 国営プランテーション農場、サトウキビプランテーション研究センター(P3GI)、Jember 大学の専門家らが開発した遺伝子組み換え乾燥耐性サトウキビの商業栽培を承認しまし た。この遺伝子組み換え乾燥耐性サトウキビは、現在、野外試験が行われています。
 委員会のメンバーの一人であるBambang Purwantara博士は、「遺伝子組み換えを用いた初 めての主要作物が、乾燥耐性サトウキビである事を誇りに思います」と述べた上で、遅く とも来年中には作付けされる見通しと説明しています。
 KKHPRGは他にも、同じくインドネシア国内で開発された除草剤耐性の遺伝子組み換えサト ウキビの品種についても審査を行っています。

 2013年5月20日 / The Jakarta PostDevelopment underway for first transgenic sugarcane plantation (英語)