2011年8月1日月曜日

ケニア:遺伝子組み換え作物を許可する法案が成立

【記事要約】

ケニアでは遺伝子組み換え作物の栽培と輸入を許可する法案が成立し、同国はアフリカで4番目となる(訳註:南アフリカ、エジプト、ブルキナファソに続く)、遺伝子組み換え作物の利用国となります。

6月22日の法定公告において、この法案は7月1日より公布される事が発表されました。これにより遺伝子組み換えトウモロコシなどの製品に対する規制が解除されます。

同法案の成立によって、穀物不足に直面するケニアへは、これまで規制のため輸入できなかった南アフリカ共和国などの主要な生産国から、トウモロコシを輸入する事が出来るようになります。ケニア政府は、干ばつの影響から2011年-2012作付年度において1,480万袋(訳註:1袋90kg、計133万トン)のトウモロコシが不足すると予測しています。

2011年7月4日/Reuter
Kenya approves law to allow GM crops
http://af.reuters.com/article/kenyaNews/idAFLDE7630C720110704