2013年3月7日木曜日

ブラジル:遺伝子組み換え作物導入による増収、今後10年も持続が見込まれる

【記事要約】
ブラジル農業コンサルタントCeleres社による「第6回 ブラジルにおけるバイオテクノロ ジー導入が与える経済・社会環境への影響に関する報告書」によると、50ヘクタールの害 虫抵抗性トウモロコシ栽培農家では、1996年に遺伝子組み換え作物を導入して依頼、収量 増加により合計100,400ドル(1ドル90円として約900万円)の増益となっています。国内 で試算される今後10年間の見込み収益は、遺伝子組み換え作物を導入することで1,182億 ドル(約10兆円)、またその82%が農業生産者に還元されると予測しています。この好調 な伸びは、遺伝子組み換えトウモロコシ導入の成功が1つの理由として挙げられています。
ブラジル種子生産者協会(ABRASEM: The Associacao Brasileira de Sementes e Mudas) の会長は、世界的な需要増加を見込んで、競争力のある農業生産を持続することがより重 要になってくると語っています。

2013年1月23日 PR NEWS Wire
Biotechnology guaranteed US$ 100 K to average Brazilian corn growers in four years, according to ABRASEM